【1413】ヒノキヤグループTOB ヤマダ電機とのシナジー

個別株式

ヒノキヤグループTOBの概要

買付者 :株式会社ヤマダ電機

買付価格:普通株式1株につき2,000 円

買付期間:2020年9月9日(水曜日)から2020年10月22日(木曜日)まで(30営業日)

買付予定株式数:買付予定数 6,327,600株
下限:5,772,700株(45.71%) 上限:6,327,600株(50.1%)

今回のTOBは、ヤマダ電機がヒノキヤグループを連結子会社化する目的で行われるため、TOB終了後の保有比率が50.1%となるように取得数の上限が設けられている。従って、TOB成立後も上場は維持される。

応募予定株主は以下の通り
EIGHT&COMPANY(資産管理会社):2,284,428株 (18.09%)
GSK(資産管理会社)       :2,090,572株 (16.55%)
近藤昭氏             :291,800株(2.31%)
近藤治恵氏            :240,000株(1.90%)
加藤まゆみ氏           :118,000株(0.93%)
永大産業株式会社         :600,000株(4.75%)
北恵株式会社           :150,000株(1.19%)

計5,772,700株 (譲渡制限付株式2100株を除いた数)
つまり、残り554,900株の買付応募が有れば上限でのTOB成立となる。
50.1%の応募がない場合はTOB成立から1年以内に追加取得する予定とされている。

野村証券(第三者算定機関)により算定された1株当たりの株式価値の範囲は
市場株価平均法:1,588円~1,756円
類似会社比較法:2,052円~2,916円
DCF法:1,864円~3,769円
であり、フェアネスオピニオンは取得されていない。

なお、買付価格の妥当性についてはヒノキヤグループとしての判断を留保し、買付けに応募するか否かについては株主の判断に委ねるとされている。

直近の値動き・今後の展開

1413 ヒノキヤグループ 株価

株価を見る限り、事前に漏れていたとは考えにくい。

今回のTOBは、会社関係者の応募が45%近く有り、ヤマダ電機は残り5%しか買付を行わない為、既にホルダーの方がTOBに応募したとしても確実に買い取られるかは分からない上、ヒノキヤグループのPBRは1を超えており、買付価格が安すぎるという訳でもないため他の買収者が現れるとは現時点では考えづらい。
 その為、既に保有されている方は、明日以降2000円へサヤ寄せされるので、市場で売却するか、ヤマダ電機とのシナジーに期待して長期で持つかの何れかが良いと思われる。

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